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壁は乗り越えるもの?

偉業は一時的な衝動でなされるものではなく、小さなことの積み重ねによって成し遂げられるものだ(ゴッホ)


小さいことを積み重ねることがとんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています(イチロー)


人によって自分を奮い立たせる言葉は異なると思いますが、こんな例え話もあります。

自分の前に大きな大きな壁があります。

その壁の向こうには自分の夢が叶った世界があります。

しかしその壁はとても高くて乗り越えられそうにありません。

壁をずっと辿ってその壁の切れ目から壁の向こうへ行こうと思っても壁の長さは万里の長城(21,196キロ)よりも長いのです。

壁の下を掘って下をくぐって行こうとしても地面が固くて掘れず地球上の道具ではまったく歯がたちません。

やっぱり自分はこの壁を乗り越えて壁の向こうの世界へ行けないのかな…。


改めてその壁をよく見ると壁は無数の針でできていたのです。

試しに針を1本抜いてみると、その針1本分の隙間ができました。

そしてその隙間から壁の向こうの世界が見えます。

この針をどんどん抜いていくと壁の隙間もどんどん広がって壁の向こう側の景色がその分よく見えました。

そして抜いた針を見てみたらその針にはとても小さな字で「面倒くさい」と書かれていました。


壁を乗り越える(夢を実現する、目標を達成する…などなど)ためには「面倒くさい」と思っていることをちょっとずつやっていく。

自分の前に立ちはだかる壁を乗り越えるというよりその壁を少しずつ少しずつ取り崩していくというイメージでしょうか。


この「面倒くさい」こと…。

仕事においてもそうですがトレーニングにおいても思い当たる節があります。

筋トレ、ストレッチ、マッサージ、リハビリ、睡眠時間の確保、体重や体調管理、自分のメンテナンス…など。

どちらかというと地味で面倒くさいことなのですが、それがケガをしない体づくりにつながり日頃の練習の効果を高めることになります。


それはすでにもう十分わかっていることなんですけどねーーー。

しかし疎かにしていました。

週に1回サーキットトレーニングをしていた頃はあまり実感しなかったその効果を継続しなくなった今になってようやく感じるようになりました。

やはりまたこの「地味で面倒くさいことを継続すること」にもう1度(何度目?)挑戦しよう、と。



筋トレ

筋力トレーニングの略。

骨格筋の出力・持久力の維持向上や筋肥大を目的とした運動の総称。


ストレッチ

意図的に筋や関節を伸ばし、筋肉の柔軟性を高め怪我の予防やリハビリ・疲労回復のための運動。


マッサージ

マッサージはヨーロッパで生まれ、明治以降に日本に持ち込まれた施術方法。

手を使って施術するがマッサージは皮膚に直接、主として求心性の手技を加え血流の改善などを目的としている。


リハビリ

リハビリテーション ( 英語: rehabilitation )は、身体的、精神的、社会的に最も適した生活水準の達成を可能とすることによって各人が自らの人生を変革していくことを目指し、かつ時間を限定した過程。

リハビリテーションの語源は ラテン語 で、re(再び)+ habilis(適した)、すなわち「再び適した状態になること」 「本来あるべき状態への回復」などの意味を持つ。


サーキットトレーニング

ある筋力トレーニングを行ったら次に別の筋力トレーニングを行うトレーニング方法。

通常の筋力トレーニングの場合は10回×3セットのように同じ筋力トレーニングを連続して行うことが多い。

サーキットトレーニングでは一つの部位を鍛えたら別の部位を鍛えるトレーニング。



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