2020年春の緊急事態宣言下では、お店も学校もジムも休業や閉校となりました。
この頃どこにも行けず誰にも会えない日々が続き、プールも利用できなかったのでみなさんの月間走行距離も飛躍的に伸びた時期だったのではと思います。
施設などを利用せずにひとりできることはと言えば外で走るかバイクに乗るか歩くか、あとは自宅で筋トレやストレッチなど。
そのような自粛期間中に発信していたGTC通信でリモートコーチングのご案内をしていました。
「自分でメニューを考えながらトレーニングをやっている方も多いのでは?果たして効果があるのか?トレーニング方法が合っているか?など不安に思っている方にオススメ。 この機会にご自身のトレーニングを見直してみませんか?」と呼びかけていました。
鋼のような意志の強さや高い志がないとできないと思っていたリモートコーチングですが、いざ挑戦してみると…。
現在もリモートコーチングを受けているメンバーの方々にどのようにメニューに取り組んでいらっしゃるのか、今回はその取り組み方に着目してみましょう。
ケース1
平日は仕事を始める前にランもしくは筋トレをします。
冬の寒い時期は朝早く起きるのが辛くて外に出るのが億劫でそれを相談したところ「ランの格好のまま寝ればよい」とアドバイスをいただきました。
さすがにタイツをはいたまま寝るのはちょっと…ということで枕元にランウェアをセットして寝ています。
ケース2
同じく平日は仕事を始める前にランもしくはバイク(固定ローラー)です。
会社のミーティングがオンラインで行われるようになり、それまでミーティングのための通勤時間だった時間帯を利用してメニューに取り組んでいます。
早めに取り組めばこんなことにはならないとわかっているのに早起きしても毎回だらだらして始めるのが遅くなります。
前回は急いでドライヤーで髪を乾かしながらカメラオフでミーティングに参加したことがありました。
こういう時に限ってふいに自分が指名されてカメラオンで自分の意見を言う状況となりオンにして自分の姿にびっくり、右側の髪が爆発していました。
慌ててパソコンの角度をずらして爆発部分が見えないようにして意見を述べて事なきをえました。
ケース3
仕事を始める前にバイク、勤務時間後にランをします。
仕事が忙しくて疲れていると早起きが大変でその場合はメニューのセット数、回数、時間などを自分でアレンジします。
固定ローラーに乗りながらモーニングコーヒーを飲むこともあります。
ケース4
トレーニングをした後、リモートの仕事の開始時間が差し迫っていてシャワーを浴びる時間がない!ということがありました。
すかさず汗拭きシートを取り出し、大急ぎでふきふきして仕事に臨みました。
その後、うまくタイミングを見計らってシャワーを浴びました。
今回ヒアリングできた方々のご様子ですと「練習時間をどう確保するか」がもちろん大事なのですが「次の予定にどう間に合わせるか、どう取り繕うか」も見据えて取り組むのもポイントのようです。
「もうちょっと早起きすればいいじゃない?」
「だらだらしないでさっさと取り組めばすべて解決するよね?」
ごもっとも。
それがいちばん難しいんですよねー。
まずはできるところから(取り繕うところから)…でしょうかね。
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