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Go. Swim 再現性について考える

再現性とは👀


研究における再現性(Preproducibility)または再現可能性とは、別の研究者が同じ方法、同じ条件で同じ実験を行った場合、同じ結果が得られることを意味します。

結果を再現できなければ研究の結果が正しいことが立証されず、そのような状況は「再現性の危機(reproducibility crisis)」と呼ばれています。



(引用は続きます)


再現性とは何か?

再現性とは「同一の結果が、同一の手法によって得られるとき、それら結果の一致の度合いの高さ」を指します。誰かが実験を行って得られた結果を、別の人が全く同じ実験を行って得た結果と比較したとき、2つの結果が似通っていれば、再現性が高い、と言えます。


なぜ再現性が重要なのか?

科学とは、「普遍的な真理の追究」であると言えます。

「普遍性」とは「時代や場所、人などに依存せず、常に成り立つ、という性質」のことであり、言い換えれば「再現性」のことです。

「科学的である」や「科学的に正しい」という言葉は世の中に溢れていますが、これらの言葉は「絶対に正しい」と言っているわけではなく、「再現性が高い」「普遍的事実である」と言っているに過ぎません。

なぜ再現性が重要であるかと言うと、「再現性の高さ」こそが「科学的な正しさ」を直接的に表しているからです。


再現性の担保

では、自身が手にした実験事実に対して、どうすれば「再現性」や「科学的な正しさ」を付与することができるでしょうか?

答えは単純で、試行回数を増やすことです。

同じ結果だとしても、1回しか実験せずに得られた結果より、2回実験して同様の結果が得られた方が再現性が高く、10回実験して同様の結果が得られた方が再現性が高いです。

よって、科学的に正しい、ということができます。

同様に、自分一人だけが実験を行ったよりも、二人、三人と同様の実験を行って、皆が同様の結果を得られた場合の方が再現性や普遍性が高いと言えます。

逆に、どれだけ論理に整合性があったとしても、1度しか実験に成功しておらず、たった一人しか実験に携わっていないならば、再現性は低く、「科学的に正しい」とは言えません。



…随分前置きが長くなりました。


長い引用文を用いて再現性について書いてきましたが、そういえばなぜ再現性のことを調べていたんでしたっけ?



科学とスポーツの本質は少し似ているような気がします。


1回でもできたことがどのような状況においても繰り返しできることがスポーツにも求められています。


練習でできたことを本番でもできるように。

練習でできないことは本番でもできないって言われるし。


再現性を求められるのは選手だけでなく、コーチや監督、理学療法士さんなど多岐に渡ります。


このトレーニングをしたらできるようになった。

このリハビリ方法で回復した。


そういった引き出しが多い方がさまざな選手をサポートできます。



あっ。


なぜ再現性について調べていたのか思い出しました。


より再現性が高い練習方法やリハビリを継続すれば自分の体でも再現できるのではないかと。

それで「より再現性の高いもの」を探し求めて検索の旅に出たのでした。


しかし巷で再現性が高いと言われていることが結局自分の体で体現できなければ意味がないというか。


まぐれでも奇跡でもよいから自分の体で実現させることが第一歩なのですが、毎日まぐれと奇跡の連続なのだと思いますが、自分が狙っているまぐれや奇跡はなかなか起こせないものです。



再現性を高めるためには前述で「答えは単純で、試行回数を増やすことです。」とありました。


無駄な努力をしたくなくて余計な労力や時間を使いたくなくて再現性の高い方法を探し求めていましたが、結局「試行回数を増やす」のが第一歩なのかな。


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