先日のGo. Runは「中秋の名月」の日にありました。
この日は見事な満月でしたね。
そういえば、「中秋の名月」とは👀
旧暦8月15日の夜に見える月のことをいいます。
秋の真ん中である8月を「中秋」とし、この時期の月が1年のうちでもっとも美しくきれいなことから、満月である旧暦8月15日が「中秋の名月」と呼ばれるようになりました。
中秋の名月は「十五夜」や「芋名月」、「中秋節」などともいわれます。
ちなみに「満月」は、太陽と月の間に地球が入る形でほぼ一直線に並んだ時に起きます。
月が太陽の光を受けてまんべんなく反射するため、欠けることなくまん丸の状態で地球から観測できます。
そのような月明かりの下でのGo. Runのメニューは「お尻をプリケツにするサーキット+ビルドアップ走(450m/周×10周もしくは12周)」でした。
プリケツか…。
うまく「お尻を使って」走ることはランナーにとってとても大切なことと言われています。
そのお尻を構成しているのは、大臀筋、中臀筋、小臀筋という筋肉群。
・大臀筋
大臀筋の主な役割は股関節を伸ばす動きに関与します。
股関節を伸ばすというのは少し難しい表現かもしれませんが、椅子から立ち上がったり、歩いたりする際に使われる筋肉です。
座ったときは股関節が曲がっている状態、立ち上がったら股関節は伸びます。
大臀筋がなければこれらの動きができなくなるので、私たち人間には欠かせない筋肉のひとつです。
また股関節を後ろに引っ張る役割もあるため、身体をまっすぐ立たせるのも大臀筋の役割なのです。
・中臀筋 中臀筋も股関節の動きに関与しますが大臀筋とは少し異なり、主に足を横に踏み出す動きに関与します。 この動きを股関節の外転運動といい、股関節を開く動きに役立ちます。
・小臀筋
小臀筋も主な働きは中臀筋と同じです。
ただし名前の通り小臀筋は中臀筋と比べて小さい筋肉です。
筋肉の構成としてはそれ以外に外旋6筋といわれる、梨状筋(りじょうきん)、大腿方形筋(だいでんほうけいきん)、上双子筋(じょうそうしきん)、下双子筋(かそうしきん)、外閉鎖筋(がいへいさきん)、内閉鎖筋(ないへいさきん)など様々な筋肉で構成されているのが特徴です。
これらはランニング時、ハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)などとともに股関節を伸展させ、脚を前に進ませるための役割を担います。
そのため重心をお尻で支え臀筋群をしっかり使えなければ、推進力をスムーズに生み出すことはできません。
また、お尻の筋肉をうまく使えず身体にブレが生まれてしまうフォームで走り続けると、ふくらはぎや足底筋などに過度な負荷がかかってしまいます。
それらの筋肉が限界を迎えたときに「痛み」が発生してしまうのです。
「お尻を使って」走れていないことが下肢や足底の痛みの一因になっているようです。
実際にお尻を鍛えお尻を使って走ることを意識することで、それらを克服することにつながる例が多いそうです。
そして臀筋群には「赤筋」が多く含まれています。
瞬発系の運動で使われるのが「白筋」であるのに対し持久系の運動の際には「赤筋」が多く使われます。
「赤筋」が豊富に含まれた筋肉を鍛えることは「ゴールまで粘れる身体をつくる」こととイコールなのです。
ランを始める前までお尻がこんなに大切だとは知りませんでしたー。
参考・引用元
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