「自転車のヘルメットの寿命の3年」、3年で買い替えが推奨されています。
この「3年」というのはSGマーク制度(安全基準・製品認証・事故賠償が一体となった制度)による賠償の有効期限が3年だからだそうです。
つまりこの3年というのは、SGマーク制度による賠償の有効期限であって必ずしも製品の寿命というわけではないようです。
そうなるとますますヘルメットの替え時がつかめないことが多いのではと思います。
私事ですがヘルメットが壊れました。
そのヘルメットは初めて購入したヘルメットで、シールには2012年とあり、2013年に購入しました。
壊れるまでの間、落車もしましたし車にもぶつかりました。
その時点で買い替えるべきだったのですが…。
壊れたパーツの交換で済む場合もあると思いますが、ある程度年数がたつとすでにそのシリーズは廃盤となっていることもあります。
手元にあるヘルメットは廃盤となっていました。
ということで、いざヘルメット購入へ。
初めて購入した時はお店の人に選んでいただいて、これまでそのヘルメットで何不自由なくバイクに乗れていました。
今回もそのようなイメージでお店に行きました。
平田先生からは「ヘルメットは1度かぶって試着して鏡を見てから購入すること。頭に当たるところがないか、ヘルメットだけ大きくキノコになっていないかなど確認すること。」
とアドバイスをいただきました。
初めてヘルメットを購入した時代から考えると、トライアスロンもそれまで以上にきっと世間に浸透しており、女性のトライアスリートもサイクリストも増えているだろうから必需品のヘルメットはすぐに手に入るとばかり思っていました。
ところが…。
前回と同じ日本のメーカーのものを購入しようとお店を数軒回ってもヘルメットの種類も自分に合うサイズも置いてありませんでした。
試着もできないなんて。
前回よりヘルメットを購入するのが難しいなんてどうしてなんだろう。
たまたまタイミングが合わなかったのかな。
他の地域の別のお店だったら置いてあるのかな。
お店の人にお話をうかがってみますと、
・街中を走るための安全性とおしゃれを兼ね備えたヘルメットは増えてきた。
・いちばん小さいサイズは(あまり売れないので)積極的に置いていない。
・メーカーに在庫があれば取り寄せて対応できるが、コロナの影響で生産数が少なくなっていたり、交通機関の利用を避けて自転車の普及により一部の種類は需要と供給のバランスが崩れていることもある。
在庫があった場合は取り寄せができると言っても試着できないならちょっと不安です。
結局パンフレットを見ながら説明を受けてすごすご帰りました。
ネットで調べてみると、お店の方から勧めていただいた種類とサイズがすぐに手に入りそうなので試着していませんしシリーズは異なりますが前回と同じ日本のメーカーだから大丈夫かなと、えい、やっ!と購入ボタンを押しました。
新しいヘルメットはすぐに届きました。
恐る恐るかぶってみると頭にあたるところはなくて一安心。
ヘルメットの軽さもたぶん大丈夫。
鏡を見ると…あれっ、これがいわゆるキノコ?
丸い顔でヘルメットをかぶればどんなヘルメットでもキノコになる?
キノコにならないヘルメットとはなんぞや。
考えるのに疲れてしまい、冷蔵庫にあったぶなしめじとえのきを取り出してみました。
キノコか…今まで気にしていなかったことが気になってきました。
ヘルメットは「次はどんなヘルメットにしようかな♬」と事前にリサーチして買い替え時を楽しみに待つくらいのスタンスの方がよさそうです。
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