「レースも定まったことですし、そろそろDHポジションに慣れましょう(アップダウンの多いコースだとあまり使わないかもしれませんが)」とのお達しを受けて、1年半以上ぶりにDHバーを取り出し毎度のことではありますが苦戦しながらもロードバイクに取り付けてみました。
ところで…。
このDHバーやDHポジションって一体自分にどのような恩恵をもたらしてくれるのでしょう?
これまでレースの時にだけ取り付けてみたものの、その効果を実感したことが全くありません!
「ロードバイクにDHバーを付けてもTTバイクの代わりにはならない」
…ふーん、そうなんだ。
しかし、もしこのDHバーを付けてDHポジションを自分のものにすることができたら、平地を今よりももっと速く走れるようになるんですよね?
DHポジションとはなんぞや、その効果はどういったものなのか、効果を実感するために何が必要か、など調べてみることにしました。
まずは用語の確認👀
TTバイク
タイムトライアルバイク
ロードバイクよりも速く走るバイク
スペックの最大の特徴はハンドルでブルホーンハンドルを装着し、その中央にダウンヒルバーと肘掛けに当たるアームレストを装備しています…云々(??実物を見た方が早いですよね)。
空気抵抗を減らすエアロ構造のため一般のロードバイクに比べると車重が重くなります。
TTバイクは「ストップ&ゴーのない平坦でどこまでも長く続く直線道路を高速で巡航することに特化したバイク」というイメージでしょうか。
ロードバイク
ロードバイクとは、ロードレーサーとも呼ばれ、ツールドフランスのようなサイクルロードレースで使用される前傾姿勢で乗車するタイプの自転車のこと。
DHバー
「ダウンヒルバー」の略。
「エアロバー」とも言う。
バイクのハンドルの中心部分に2本のバーを装着し、意図的に前傾姿勢を作ることでバイクのパフォーマンスアップさせることが主な目的です。
スキーベンド、Sベンド、ドロップ、ストレート…タイプもいくつかあるようです。
ダウンヒル?と不思議に思ったのですが、DHバーを握ったポジションがスキー競技の滑降体勢に似ているからだそうです。
↑このようなイメージで乗ればよいのかな。
DHバーを取り付けるメリットは
1. 空気抵抗を減らす。
2. 疲れにくい(ポジションを増やせる、手のひらへの負担軽減、お尻の痛みも軽減)。
3. 前傾姿勢になることで重心が前に移動し、ペダルに体重をかけることができるためスピードの向上につながる。
などなど…。
DHバーにはいろんなタイプや素材(アルミ、カーボン)があったんですね。
「いちばん安いのください」とお願いして購入したこのDHバーはどのタイプなのか。
はたして自分に合っているのか。
空気抵抗は減らせているのか。
重心が前に移動することでペダルに体重をかけることができてスピードの向上…そのような気配すら感じないのはなぜなのか。
このメリットを獲得するまでの道のりはかなり険しいような気がします。
しかしレースまでにはなんとなくでもそれを自分で感じられるようになりたいです。
そのためには何はともあれまずは「慣れ」ですよね。
DHバーやポジションが自分に合っているかどうかも大事ですし、ある程度自分の体を道具に合わせるようにすることもポイントのようです。
そのためにも練習して慣れて、試行錯誤、Go. トライ&エラー!
さっそく5/8土にバイク練があります。
こちらでDHポジションでバイクを走行できますよ。
参考・引用元
他
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